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愛犬のごはんを一緒に考えよう~年齢、犬種、暮らし方から見る犬の食生活~


こんにちは!ドッグトレーナーのpoco a pocoです。愛犬の健康に直結する食事問題。この記事はそれらの参考になればと思い作成しました。よろしければ最後までご覧下さい。


🐾犬にとって正しい食事とは 

 私たちが毎日の食事に気をつけるように、犬にとっても食事は健康を支える重要な要素です。ただ、犬の食事は人間と同じではありません。犬という動物の体の仕組みや本来の食性を理解することで、より適切な食生活を整えることができます。



🐾犬は本来どんなものを食べていたのか

犬はもともと肉食に近い雑食性の動物です。オオカミを祖先に持つことから、動物性タンパク質を中心にした食事が本来の姿に近いといえます。とはいえ、完全な肉食動物ではなく、植物や果物もある程度は消化できます。ただし、穀物や炭水化物の大量摂取は体に負担をかけることがあります。犬の消化器官は人間ほど長くなく、食べ物が体内にとどまる時間も比較的短いため、消化しやひはそるろんらはらは、はらはよすい内容が望ましいとされています。



🐾ドッグフードは本当に安全か

市販のドッグフードは、栄養バランスが考えられており、基本的には安全に与えられます。しかし、すべてのフードが良質とは限りません。添加物が多いものや、主原料に動物性タンパク質がほとんど使われていない製品もあります。パッケージの表記すを見るときは、最初に書かれている原材料に注目しましょう。肉や魚が最初に書かれている場合は、タンパク質がしっかり含まれている可能性が高いです。また、安価なフードには副産物や不明確な肉の表記が使われることもあります。できるだけ原材料が明確で、シンプルなものを選ぶと安心です。



🐾手作り食はどうなのか

最近では犬に手作りの食事を与える飼い主も増えています。新鮮な食材を使い、犬の好みや体調に合わせて調整できる点は大きな魅力です。ただし、犬に必要な栄養素は人間とは異なるため、栄養バランスが偏らないようにすることが大切です。特に気をつけたいのはカルシウムやリン、ビタミン類の不足です。肉ばかりを与えるとカルシウムが不足し、骨や関節のトラブルにつながることがあります。手作り食を始める場合は、獣医師やペット栄養士に相談しながら進めると安心です。



🐾与えてはいけない食べ物

犬に食べさせてはいけないものは中毒を引き起こすものから、消化器への物理的ダメージ、慢性疾患の原因になるものまで多岐にわたります。人間にとって「少しなら大丈夫」と思える食材でも、犬にとっては命に関わることもあります。

「人間の食べ物=犬に安全」とは限らないことを、常に念頭に置いてください。また、塩分や脂肪が多すぎる食べ物、人間用に味付けされたものも避けるべきです。犬の体は濃い味付けに対応していません。

以下に、犬に与えてはいけない食べ物をカテゴリ別にまとめてみました。多くの食材は少量でも健康に害を及ぼす可能性があります。誤食を防ぐためにも、飼い主として正しく理解しておくことが重要です。


1. 中毒性のある食品

チョコレート・ココア

原因物質:テオブロミン

症状:嘔吐、下痢、興奮、痙攣、不整脈、死に至ることもあり※ビターチョコほど危険


タマネギ・ネギ・ニラ・ニンニク・ラッキョウ

原因物質:アリルプロピルジスルフィド、チオ硫酸塩

症状:溶血性貧血、血尿、虚脱、黄疸※加熱しても毒性は消えない


カフェイン(コーヒー、紅茶、緑茶、エナジードリンク)

原因物質:カフェイン

症状:興奮、頻尿、嘔吐、不整脈、痙攣


アルコール(ビール、ワイン、調理酒含む)

原因物質:エタノール症状:中枢神経抑制、昏睡、呼吸抑制、死に至ることもあり


ブドウ・レーズン

原因物質:未特定(推定される有機酸)症状:急性腎不全、嘔吐、下痢、無気力※少量でも危険



2. 消化器に悪影響を与えるもの

生の豚肉

リスク:Aujeszky病ウイルス、寄生虫(トキソプラズマ等)

症状:神経症状、致死的経過


生卵の白身

リスク:アビジンによるビオチン欠乏

症状:皮膚炎、脱毛、成長不良


乳製品(特に牛乳)

リスク:乳糖不耐症

症状:下痢、腹痛、ガス


加工食品(ハム、ソーセージ、ベーコンなど)

問題点:塩分、発色剤(亜硝酸Na)、脂質過多

症状:高ナトリウム血症、膵炎、腎機能障害



3. 中毒性はないが、危険性が高いものキシリトール(ガム、歯磨き粉、焼き菓子など)

作用:インスリンの過剰分泌

症状:低血糖、肝障害、発作、昏睡

アボカド原因物質:ペルシン

症状:嘔吐、下痢、呼吸困難(特に種・皮)


マカダミアナッツ原因物質:未特定

症状:筋力低下、嘔吐、震え、運動失調



4. 骨・消化管閉塞のリスクがあるもの

鶏の骨(特に加熱済)

リスク:割れて鋭くなる

症状:消化管穿孔、窒息、出血


果物の種(桃、梅、柿、リンゴの芯など)

リスク:窒息、腸閉塞、シアン化合物中毒(アミグダリン)


トウモロコシの芯リスク:腸閉塞


5. 過剰摂取に注意が必要なもの

人間用の塩分・脂肪分の高い料理(味噌汁、カレーなど)

リスク:急性膵炎、腎臓への負担


レバー(過剰摂取時)

問題点:ビタミンA過剰症

症状:骨格異常、関節の腫れ、便秘


イカ・タコ・カニ(生のもの)

問題点:消化不良、チアミナーゼによるビタミンB1欠乏

※加熱すればリスクは軽減


6. 植物・観葉植物類で危険なもの

ユリ(すべての部位、花粉も含む)→腎不全• ポトス、ディフェンバキア、スパティフィラム → 嘔吐、口腔刺激• アジサイ、チューリップの球根 → 消化器症状、神経症状



🐾食事の与え方にも工夫を

食べるスピードが速すぎると、胃に負担がかかったり吐き戻したりすることがあります。早食い防止の器を使ったり、食事回数を1日2回に分けたりするのも効果的です。年齢や体格、活動量によっても適切な食事量は変わってきます。また、食後すぐの激しい運動は胃捻転の原因になることもあります。特に大型犬は注意が必要です。食後はしばらく安静に過ごせるような習慣をつけておきましょう。

🐾食事は健康の基礎

毎日の食事が犬の健康を大きく左右します。病気を予防するだけでなく、毛並みや体臭、排泄の状態などにも食生活は関係しています。もし体調に気になる変化があれば、食事内容の見直しも一つの手段です。犬の一生は人間よりもずっと短いため、限られた時間の中でいかに快適に過ごしてもらえるかが飼い主の大きな役割です。正しい知識をもとに、愛犬に合った食事を選んでいきましょう。

🐾年齢別で考える犬の食事

犬も人間と同じように、成長段階によって体の必要とする栄養が変わります。年齢に応じた食事を意識することで、より健康的な毎日をサポートできます。子犬期子犬は体の発達が著しい時期であり、特にタンパク質とエネルギーが必要です。骨や筋肉の成長を助けるカルシウムやリンも欠かせません。一日に必要なエネルギー量が多いため、食事は1日3回以上に分けて与えるのが一般的です。成長段階に合わせた子犬用フードを選ぶと安心です。成犬期成犬になると成長は落ち着き、日々の活動を維持するための栄養バランスが重要になります。体格や運動量に応じて適切なカロリーを摂ることで、太りすぎや痩せすぎを防ぎます。運動量が少ない犬は低カロリーのフードを選ぶとよいでしょう。シニア期七歳頃を過ぎると、消化機能や代謝がゆるやかに低下し始めます。高齢になるほど脂肪分やカロリーの摂りすぎに注意が必要です。一方で、筋肉の維持にはタンパク質も不可欠です。シニア犬向けのフードはこうした変化に合わせて作られており、消化の負担を軽くする工夫もされています。


🐾犬種別に見る食事の注意点

犬は見た目だけでなく、体の構造や消化能力にも犬種ごとの違いがあります。特性に合った食事管理が健康維持の鍵となります。小型犬体が小さいため、一度に食べられる量が限られます。そのため、エネルギー密度が高めのフードが適しています。また、血糖値が下がりやすいため、食事の間隔を空けすぎないよう注意が必要です。中型犬比較的バランスが取りやすく、市販のフードでも対応しやすい体格ですが、運動量の差が個体によって大きいため、生活スタイルに応じた食事管理が必要です。大型犬成長期に急激に体が大きくなるため、特に子犬の時期は過栄養に注意が必要です。体重が重いため、関節にかかる負担が大きく、カルシウムやコンドロイチンなど骨や関節を守る栄養素が重要です。また、胃捻転を起こしやすい犬種が多いため、食後の安静や食器の高さにも工夫が必要です。


🐾ライフステージごとの食生活管理

ライフステージとは、犬の生活環境や役割に応じた時期のことです。同じ年齢でも家庭犬、繁殖犬、スポーツドッグでは必要な栄養が異なることがあります。避妊去勢後ホルモンバランスの変化により太りやすくなる傾向があります。食欲が増す犬もいるため、カロリー管理が重要です。去勢後用にカロリーを抑えたフードを選ぶことも選択肢です。妊娠期と授乳期この時期は通常の二倍以上のエネルギーが必要になることもあります。良質なタンパク質と十分なカロリーを確保しながら、消化に優れた内容にすると負担が少なくなります。急な変更は避け、獣医師の指導のもと調整すると安心です。活動犬アジリティや作業犬など、日常的に体をよく使う犬は、運動量に応じて食事のエネルギー密度も高めに設定する必要があります。筋肉の修復や持久力の維持のため、高タンパクで脂質もしっかり摂れるバランスが求められます。



まとめ

犬の食事は年齢や犬種、そしてその子の暮らし方によって必要な内容が大きく変わります。子犬には成長を支える栄養が必要ですし、シニア犬には内臓への負担を減らしたやさしい食事が求められます。また、小型犬と大型犬では消化の特徴も異なりますし、避妊後や妊娠期、たくさん運動する犬など、ライフステージによっても適切なごはんは変わってきます。

毎日何気なく与えている食事も、少し見直すだけで愛犬の健康や快適さにつながることがあります。その犬にとって何が一番合っているかを考えながら、ごはんの内容を選ぶことは、飼い主ができる大切なケアのひとつです。年齢や体格、暮らしぶりに合わせて、より良い食事を見つけてあげてください。


ドッグトレーナー poco a poco

 
 
 

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